甲府市議会議員
山中和男

戦う甲府、攻める甲府!!
甲府市は山梨県で住みたい町、1位でないとダメなんです 。

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議会での主な質問、発言内容です。(常任委員会での発言、質問等は活動報告欄からのご参照をお願いいたします。)

◯山中委員 よろしくお願いします。

 山田委員さんと重複してしまいましたら申しわけないんですが、動物園についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 動物園の昨年度から比べまして3,000万円の支出が多くなっているということなんですが、それはどのようなものでそういった費用が出たのかということをお伺いしたいと思います。400ページの8款3項6目の動物園管理事業ですかね。

 

 

◯平塚公園緑地課長 増えた理由なんですけれども、ちょっと私は今、詳しい資料を持っておりませんので、はっきりお答えできませんが、公園の、動物園のパンフレットを製作しましたり、園舎のペンキの塗装、このような事業を行いましたので、そういうふうな小さいものが重なりましてこのような金額が増額になったのではないかと思います。

 詳しいことにつきましては、すみません。お時間をいただいて、調査をしていきたいと思います。

 

 

◯山中委員 すみません。金額のほうが間違えていました。申しわけないです。

 昨年度から比べまして、どのくらい入園者数が違うのかということをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

◯平塚公園緑地課長 平成22年度におきます入園者数は、11万2,430人でございます。前、平成21年が12万3,600名、平成20年が11万8,342名ということになりまして、平成22年につきましては若干平成21年と比べまして入園者数は減っております。

 ただ、歳入のときにもお答え申し上げましたように、今年4月から8月までの過去5年間の入園者数を比較してみますと、平成21年のときよりも約10%増加という傾向になっております。

 

 

◯山中委員 こちらの資料を見させていただきまして、昨年度が約12万3,000人、平成22年度が11万2,000人ということで、1万人の方がこちらの資料だと少なくなっているということなんですが、それは間違いないですか。お伺いしたいので、よろしくお願いいたします。

 

 

◯平塚公園緑地課長 これは入園口で毎日人数をチェックしておりますので、その累計でありますので、間違いはございません。

 

 

◯山中委員 ということで、やはり近年入園者数が少なくなっているということであります。やはり甲府市として、この動物園というのは日本でも古い歴史がありまして、日本でも4番目に古いということで大正8年からできているということでして、その当時の方々がつくっていただいたそのときの気持ちというのは、本当に甲府に笑顔があふれて、子どもたちに来ていただきたいという気持ちでこの動物園ができたのではないかと思っております。

 私自身も、ほかの近隣の場所には動物園がないと思いますので、これは要望とさせていただきたいと思うのですが、ぜひ、またこの市立動物園が大幅に入園する方が増えていただくような施策を甲府市のほうからしていただきたいと、私は思います。このままで行くと、やはり入園者数も減っているということですから、何かしら対策をとらなければならないと思うのですが、甲府市として、この市立動物公園をどのようなことをして盛り上げていくか、計画といいますか、そういったものが今の時点で甲府市ではあるのかどうかをお伺いしたいので、よろしくお願いいたします。

 

 

◯宮澤都市基盤整備室長 先ほどの予算の関係につきまして、レッサーパンダ舎の工事、それからパンフレットの作成が主なものになっております。それから、入園者数の推移でございますが、過去6年間微増ながら、私どもは触れ合いなども中心に持っていきまして、微増ではありますが、過去6年間増加傾向でございましたが、昨年につきましては約1万1,000人ほど減になっております。これにつきましては、全国的に鳥インフルエンザとか、口蹄疫の関係の影響がございまして、私どももこの1万人の減になっているというように考えておりますので、過去6年間は微増ではございますけれども入園者数は増えているというのが現状でございます。

 

 

◯清水(仁)委員長 今の質問で、山中委員の質問は今後、甲府市の動物園をどういうふうにしようかなという計画がありますかという、その質問に答弁してください。

 宮澤室長。

 

 

 

◯宮澤都市基盤整備室長 それにつきましても、動物園の改装だとか、移転だとかという問題も議論されておりますので、昨年、私どもの部内で検討委員会を立ち上げまして、新しい動物園像はどうあるべきかというようなことを部内的に検討しておりますので、近々にそういう方向を出していきたいと思っております。

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。他都市で動物園が大幅にリニューアルして、非常に活性化を呼んでいるという事例もありますので、ぜひ、ほんとうに甲府にしかないものでありますので、また、歴史ある市立動物園を大幅なリニューアルをしていただきまして、私的にはもう水族館のつくって大きな形にしていただきたいなと思うのですが、何しろそのくらいの自由な発想くらいの気持ちを持って、この動物園というのに甲府市としても取り組んでいただきたいという希望を兼ねて要望と言うことで、終わらせていただきます。

 次に、また山田委員さんと重複して申しわけないのですが、市営住宅です。市営住宅にお伺いします。この市営住宅の比率といいますか、他都市と比べて甲府市は市営住宅の戸数は多いのか、これは適正なのかどうか、またはその公営住宅、県営住宅を含めて、もし資料があれば結構なんですけれども、そういう公営住宅の比率というのが他都市と比べてあるのか、老いのか、少ないのかということをお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。

 

 

◯岩間住宅課長 資料はございませんが、現在市営住宅は2,400戸ほど管理しております。周辺の市町村と比べまして、相当の数だというふうに考えております。

 

 

◯山中委員 資料がないということですので、今後、他都市と比べて甲府市は市営住宅がどのくらいあるのかということを、また後日いろいろ調べていただきたいと思います。

 私も不動産の大家をやらせていただいているのですが、今、甲府市、山梨県においても空家率というのがかなり多い、甲府市は多い状態であります。私たち民間企業からすると、市営住宅というのは民業圧迫に値するのではないかなということも考えております。そういったことで、またそれの基準があると思うのですが、そういったことも勘案していただきたいと思います。

 それで、例えば先ほどもお話があったと思うのですが、市営住宅に入れない方が多くいらっしゃるということなんですが、そういった入れない方に民間の住宅に入っていただいて、そういった住宅補助とか、そういったような施策は甲府市ではお考えがあるのかどうかをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

◯清水(仁)委員長 山中委員に委員長のほうからお話ししますけれども、今の質問は決算委員会の質問に合うかどうかということで、それはちょっと合わないと思いますから。

 山中委員。

 

 

◯山中委員 お手数かけてすみません。市営住宅の収入というのは、全部で5億円ということで、その中から修繕費、管理費が2億6,000万円ということで、そのような形で書いてあったものですが、ということで、できるだけ民間業でできることは民間業に私のほうとしてはやっていただきたいということがありまして、そういった市営住宅の比率というのを今後教えていただきたいと思います。要望としてお伺いしましたので、終わらせていただきます。ありがとうございます。

 

 

◯山中委員 よろしくお願いします。

 市民農園整備事業費についてお伺いしたいと思います。昨年度、平成21年度814万円で今年度が447万円と減額の形になっておりますが、この市民農園の方向性といいますか、この減額になっているという事業費についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

◯関野農林振興室長 391ページのことだと思いますが、市民農園整備事業費の平成22年度決算関係44万7,746円ですね。それで、昨年は81万円という状況なものですから、この減の理由ということでございますけれども、これにつきましては消耗品関係、これはいろいろな、例えばトラロープという、区画するロープとか、いろいろそういった消耗品を買いました。ただ、これにつきましても節約していったということでの減ということと、それから平成22年度は市民農園として甲府市が開設したところが4カ所あるわけですが、その中途で返還をしていただきたいという個人所有者からの話がございまして、それで返還をしたということで、逆にこちらから支払っております賃料が減額になったと、これが主なものでございます。

 以上でございます。

 

 

 

◯山中委員 この市民農園を今現状、どれだけ募集があって、今この市民農園の空きはどれくらいあるのかということをお伺いしたいのですが、よろしくお願いいたします。

 

 

◯関野農林振興室長 現状ということでよろしいですか。

             (山中委員「はい」と呼ぶ)

 

 

◯関野農林振興室長 先ほど申し上げましたけれども、甲府市で開設しているところ、これにつきましては平成22年度段階では4カ所ということでございますが、先ほど申し上げましたように1カ所は返納したということで、甲府市の開設は現在では3カ所という状況になっております。

 そこにありますように、現状はいっぱいということでございますから、皆さん方はそれでお待ちをしていただいている状況でございますが、ただ、この市民農園は甲府市での開設ばかりではございません。JAでの開設等もございまして、個人開設もございますから、全体では31カ所、そのうちの市の開設が3カ所、JAでの開設が23カ所、個人が5カ所、この内訳になっております。

 以上でございます。

 

 

◯山中委員 先日なのですが、JAさんにもお伺いしたら、今は市民農園ということでの募集は行っていないということで、なかなか個人のところでも今は募集を行っていないということで、甲府市でのほうでも現状はいっぱいということで、ただ、今、市民としてこういった市民農園を健康も含めて、特に年配の方、また老人の方、土をいじってという、それで健康になっていただくというような市民農園に対する需要はかなりありまして、またそれに対しての耕作放棄地という場所も増えていっている。何とか甲府市として、使いたい人が多くいて、使う場所がどんどん出てきている、これをうまく費用がそんなにかからないでできる事業だと思いますので、こういったものをぜひ甲府としても今まで以上に取り組んでいっていただきたいと、いっぱいだからと言わずに新たに増設していただいて、甲府市としてはそういった市民農園に対して健康面に関しても率先的に取り組んでいただきたいと、最後に要望という形で終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。

 

 

◯山中委員 よろしくお願いします。

 主要な施策の180ページ、創業者支援事業についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 本年度、創業者支援事業が新規11店舗、前年度から継続店が3店舗、14店舗に対し助成を行ったということなんですが、この新規に創業者支援事業を受けられた方の、ここ数年の推移と言いますか、それをお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

◯山口商工振興課長 本年度、平成22年度が11店舗、それから前年平成21年度が10店舗、平成20年度が9店舗、新規で入居いたしまして、それに対して家賃補助をしたところでございます。

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。こちらの創業者支援事業についてちょっとお伺いしたいのですが、これはどのような条件と言いますか、これを受けるためにどのような条件と、またあと金額とか、場所とか、そういった条件はどのようなものなのかということをお伺いしたいんですが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

◯山口商工振興課長 こちらの事業は商工会議所が主体となって行っている事業でございまして、中心市街地活性化のエリア内の1階の路面店、こちらの空き店舗のほうに新規に入店をして営業を始める、そういう方の家賃補助でございまして、最高6カ月間、家賃の半額を補助しております。限度額10万円となってございます。

 以上です。

 

 

 

◯山中委員 ありがとうございます。最高6カ月で10万円ということで、ほんとうに甲府市の中心街にしても、近隣の商店街にしても、空き店舗が非常に多くなってきていまして、こういった新規に開業される方々が増えるということが、甲府のまちの活性化につながる唯一の施策だと思いますので、ぜひこういった創業者支援事業を、これから横ばいと、9・10・11と微増なんですが、これが20、30と増えていくような形になっていくことを期待しているところです。

 それで、別に受けることに対しての条件というところは、繰り返しなんですが、あったりするのかをお伺いしたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。

 

 

◯山口商工振興課長 この店舗の形態について、昼間部、昼間の営業を主として行っている事業者、店舗ということで、その辺の限定はしてございます。

 

 

◯山中委員 では、一般的な融資とは違って、非常に受けやすい金額として受けやすいという事業だと思いますので、何か条件があるということではないと思いますので、ぜひともそういった、商工会議所の施策だと思うんですが、甲府市としてもそういうような新規に開業される方ということを全面的に支えてと言いますか、周知をよりしていただきたい。そしてまた、甲府市のまちに新たな方々がどんどん店舗を出店できるような広報を期待していますので、ぜひともよろしくお願いしますということで、次の質問に移りたいと思います。

 続きまして、フィルム・コミッション事業についてお伺いしたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。

 これは県で推進しているフィルム・コミッション事業ということなんですが、185ページです。撮影場所の照会に対し、市内各地のロケ候補地に関する調査、情報提供等を行ったということなんですが、これは具体的には何件行って、結果どのような結びついたかということをお伺いしたいのですが、よろしくお願いいたします。

 

 

◯塩澤観光課長 ただいま委員御指摘がございました、フィルム・コミッション事業というのは、ドラマ、映画ロケ地として山梨県甲府市を積極的に活用してもらい、山梨県と甲府市をPRすると、こういう事業でございます。平成22年度におきましては8件取り扱いがございました。甲府市として今、ロケ地を35件ほど用意してございますが、具体的には映画が2件、情報番組・旅番組が5件、ドラマが1件ということで、昇仙峡、奥藤本店、あるいは印傳屋、あるいは銀座通りが撮影に使われております。

 以上でございます。

 

 

◯山中委員 ちなみに、このフィルム・コミッション事業というのは、昨年度もあったわけですけれども、昨年と比べてどのように変わってきているのかということをお伺いしたいのですが。件数です。問い合わせの件数、またその実績件数がこの数年でどのように変わってきたのかということをお伺いしたいんですが、よろしくお願いいたします。

 

 

◯塩澤観光課長 昨年度が5件でございました。8件ということで、3件今年は増えております。今後も、県のほうから問い合わせがあった場合、積極的にロケに協力をさせていただきたいと思っております。

 以上です。

 

 

◯山中委員 昨年度が5件で今回が8件ということですので、せっかく今回、鳥もつというすばらしいものができたものですから、ぜひともその県からの話があってからの対応ではなく、甲府市からみずから発信していくというような、より大きな事業にしていただいて、より大きな事業になっていただきたいということを要望として、次の質問に入らせていただきたいと思います。

 次に、184ページの企業誘致対策事業の企業誘致の取り組みということで、甲府市情報通信関連事業、IT関連企業が1件、甲府市工場用地等情報提供事業実施要綱による登録1件ということなんですが、この件で、数年来、この企業誘致ということの取り組みを行っていると思うんですが、また同じような質問で恐縮なんですが、ここ3年くらいでどのように誘致がされたのかということを、企業誘致ということの対策を行っての実績ですが、企業誘致が何件あったのかということをお伺いしたいので、よろしくお願いします。

 

 

 

◯山口商工振興課長 お答えします。本市では、平成21年度から企業誘致条例等の支援施策を制度として立ち上げまして、この企業誘致条例の施行も新条例、この条例の中での固定資産税相当額等を奨励金として補助をする制度内容となっておりますけれども、こちらのほうの実績はいまだございません。

 それから、そのほかに情報通信関連の産業立地の補助金交付要綱というのがございまして、こちらのほうは平成21年度2件、平成22年度1件でございます。

 

 

◯山中委員 では、この3年間でIT関連に家賃補助を行ったのが2件だけということでよろしいのですか。

 

◯山口商工振興課長 そのとおりです。

 

 

◯山中委員 また、工場用地の情報提供ということなんですが、今現在、そちらの工場用地はどこにあるんですか。お伺いしたいのでよろしくお願いします。

 

 

◯山口商工振興課長 この工場用地の情報提供の事業に関しましては、市内の工場用地をお持ちの1,000平米以上を目安にしておりますけれども、そういう方の賃貸、もしくは売却の希望を受け付けをいたしまして私どものほうに登録を受け、またそれをもとに、今度は立地をしたいという企業さんのほうがあれば、こういう登録をしている方がありますので、その橋渡し、マッチングをするということでして、個々の具体的な情報をそこで提供してというふうなことは、私どものほうではしておりませんで、具体的な交渉については当事者同士で行っていただくということでございます。

 以上でございます。

 

 

 

◯山中委員 というと、現時点では提供する工場用地はないということでよろしいですか。

 

 

◯山口商工振興課長 私どものこの工場用地の情報提供の登録者がいないということでございまして、私どもが市内の工場立地を隅々までちょっと把握しているわけではございませんが、少なくとも私どものこの制度で登録している方の中には、現在登録がない、いらっしゃらないと、そういうとらえ方をしていただければと思います。

 

 

◯山中委員 ちょっとわかりづらい。なにしろ、なかなかその提供に至っていないということで、3年間にわたってIT関連の家賃補助が2件だけということですと、もう少しやはり企業誘致ということをうたって、名前は格好いいんです。企業誘致と言うと、一般の人たちは企業を誘致してくれるんだと思いますね。で、実際に話を伺うと、工場であったり、工場というのは、もう甲府市で工場を建てられるところなんてないんですね。場所が限られたところしかないです。工場を誘致するか、あとはIT関連ということなので、そういった枠ではなく、国の補助でそういう縛りがあるかもしれないんですが、ぜひ、そういった枠ではなくて、いろいろな業種を取り込んでいただくような、そういう施策に変えていただくような形になっていくのが、ほんとうの企業誘致対策事業ではないかなと、私自身の要望として話を終わらせていただきます。また、それ以上に、今回こういった鳥もつというすばらしいお宝をいただいたので、そういったことを兼ねて甲府市のさらなる展開を進めていただきたいと、企業誘致の課の方にはぜひ強い要望を兼ねて企業誘致を対応していただくよう、よろしくお願いいたします。

 ということで、私の話を終わらせていただきますが、何かそれについて御感想をいただければと思うんですが、よろしくお願いいたします。

 

 

 

◯山口商工振興課長 一昨年まで企業誘致担当ということで専任の課長もおりましたけれども、それが商工振興課の中に組み入れられるようになりまして、現在、甲府市で造成をした工業団地はないと、ちょっとその辺の弱味があるんですけれども、それから小曲町もあのような方針の転換をいたしまして、まだ甲府市の工業団地の中に空きとなっているところがございますので、その辺団地のほうと連携をしながら、そういうところの情報発信とか、情報の提供をして、1つでも多くの企業を誘致していただけるよう努めてまいりたいと思います。

 以上です。